ぎっくり腰

今朝、顔を洗っている最中に咳をした瞬間、腰に衝撃が襲いかかった。これがぎっくり腰というものか、と思い知った。若い頃から、よくぎっくり首になるので、「ぎっくり」の感覚は熟知しているつもりだが、それが腰にくると結構きつい。


安静がいちばんと言われているが、寝ていてもなんだかしっくり来ないし、良くなる感じがしない。かといって、座るのはもっとつらい。いろいろ試した挙げ句、立位が最も楽だということがわかった。まあ、たぶん比較的軽い症状だったようなので、サロンパスを腰に貼って様子を見た。


腰を痛めるのはおそらく初めてのこと。痛めて気がついたのは、思わず腰をかばう動作は、腰を痛めないように行なう動作とまったく一緒だということだ。何かを持ち上げる時にはデッドリフトよろしく自然に腰を伸ばして、大腿の筋肉をフル活用して体全体で持ち上げようとする。腰に負担をかけない動きは、腰を痛めた時に自然に出る動きと同等、という考えてみれば当たり前のことが確認できたのが収穫。