血だ

前回投稿からあっという間に半月が過ぎてしまった。
相変わらずラピッド朝昼4単位、30ミックス夜6単位打っているわけだが、ラピッドを打つ時にその問題は起きた。


針を根元まで刺した瞬間にいやな痛みが走り、針を抜くと刺入部から出血があった。
いや、これまでにも少量の出血をみることはあったが、今回のはもうちょい太い血管に刺してしまったようで、酒精綿で圧迫止血。


問題はここからだ。
針元から一筋の赤いものがラピッドの薬液に混入しているのを発見。
つまり、血圧によって血液が薬液に混入してしまったわけである。
ペンタイプのインスリン製剤は薬液を使い切るまで同じものを使いつづけるのだが、針を毎回新しいものとすることによって清潔を保っている。血液が逆流してくるというのは想定外のできごとであり、もちろん血液が逆流してしまった薬液は清潔が保たれないのでその後の使用には耐えられない。やむなくラピッドごと廃棄し、新たなラピッドを開封した次第。


今回たまたま多量の血液が流れ込んだので判明した逆流だが、目で確認できないような小規模な逆流はこれまでにも起こっていたのではないかとの疑念が生じる。自分しか使わない薬剤なので問題ない、ということなのかもしれないが、ちょっと気持ち悪い。