ランタスとレベミルの違い

Nikkei Medical Onlineは1月7日、持続型インスリン、デテミルとグラルギンの違いは?(前編)、と題する記事を掲載していた。サブタイトルは「持続時間は互角といえるか」である。


昨年12月14日にわが国でも発売されたばかりの持続型インスリン製剤「インスリンデテミル」(商品名レベミル)と、同様の持続型インスリン製剤である先発の「インスリングラルギン」(商品名ランタス)とを、持続時間の観点から比較したというわけである。


この記事の結論は、ランタスとレベミルも持続時間は24時間であまり違いはないだろう、という結論を出している。しかし、I型糖尿病のケースでは、ややレベミルのほうが24時間経過する前に薬効が落ちているようにもみえることから、継続的なデータの蓄積が求められるというような締めくくりであった。


ランタスユーザの私としては、デテミル発売後も、引き続きランタスを使い続けよう、と思わせたという点で、この記事を評価したい。