晩メシ前のBS=153

最近にしては高水準のBS。やはり、昨日の86mg/dlに浮かれているわけにはいかなかった。
原因として考えられるのは、水泳もWiiもしていないことだが、それだけでBSがこんなに乱高下するのではたまらない。なんてったって、運動はしないのが普通だからだ。この、普通の状態でBSが下がっていかなければ、治療の効果とは言えない。


いや、運動と食事制限がDM治療の軸でしょう、と言われる方もおられるかもしれないが、食事はそもそも過剰摂取しているわけではないし、運動もこれまで習慣化していて急にぱったり止めたことがDMの原因ではない。そもそも運動習慣はなかったのだ。だから、生活に必要な運動以上にカラダを動かすモチベーションはないし、それでもカラダを動かすことが必要だとすれば、もはやそれは薬物治療と変わらない、と僕は考える。


運動するとたしかにBSは下がる傾向にある。これは、たまたまそうなのか原理的にそうなのか経験からは判然としないが、とにかくデータ上は、下がるように見える。でも、なぜ下がるのか?運動すれば、細胞はエネルギーを産生するためにより多くの糖が必要になる。通常の場合、糖の供給はグリコーゲンを分解し、血液を介して細胞に運ばれるわけだ。しかし、血糖を細胞に取り込むのがうまくいかないのがDMだ。むやみに血糖を上げるようなアクティビティを行なうことがはたしてDMにとっていいことなのか、いまだに理解できない状態である。