2型DMの第1選択薬

日経メディカルオンラインで6月20日【2型糖尿病の薬物治療に関する調査 Vol.1】肥満を伴う2型の第1選択薬、インスリン抵抗性改善薬が最多と題する記事が掲載されていた。


いわく「肥満を伴う軽症2型糖尿病では、インスリン抵抗性改善薬が30.4%で最も多く、BG薬が28.6%、αGIが24.6%」であり、「肥満を伴わない軽症2型糖尿病では、αGIが33.5%で最も多く、速効型インスリン分泌促進薬が23.7%、SU薬が23.2%で続いた」とのこと。


興味深いのは、いずれのケースにしても「糖尿病・内分泌代謝内科」の医師の処方は「全体の順位とは1位と2位が逆転していた」ことである。専門医と他の医師との間で処方に対する考え方が違ってきているのか、はたまた、専門医と他の医師との間でそもそも客層が違うのか。