はじめての外食

インスリンを打ち始めて今日初めて外食をしてみた。
行ったのは回転寿司。
13時をとうにまわっているというのに待っている客がある。
ウェイティングリストに名前を書き、カウンターではさすがに気が引けたので、ボックス席を希望する。

で、最初は寿司側に座ってBS測定をし始めたのだが、箸とれだのお茶入れろだの家族がうるさいので、通路側にチェンジ。
回転寿司のボックス席のあのポジションは、座った直後のしごとがやけに多いことを再認識した次第。

ラピッドは食直前に打てと言われているので、外食の場合だと、席についてから打つことになる。
前もってどこかに隠れて、というわけにはいかない。
人前で腹出して皮下注するのはちょっと抵抗あり。
いつもは皮下脂肪をつまんで打つのであるが、今日ばかりはいきなりグサっとやった。

今回の場合家族だったので、まあよしとしたが、これが別のシチュエーションだったらどうか。

たとえば、宴会とか。
いきなり食事なら何とかトイレで、という手もあろうが、祝辞やらなんやらを聞いたあと、流れるように乾杯になった場合、
「ちょっと待った。その前に打たせてくれ」
というわけにはいかんだろ。
礼服とか着ている席なら腹を出すのはなおさらハードルが高い。

たとえば、先輩とかエラい人と行動している時に、その人が
「あ〜あ腹減ったなあ。お、あそこの立ち食いそばでも食べてくか」
な〜んて言った時にはどうするか。

インスリンの自己注射をしている人は少なくないはずだが、街なかで打っている人を見たことがない。
いや、街なかじゃ打たないか。
それとも何か秘伝でもあるのか。
別に上着のすそをめくって注射するのも、母親が赤ん坊に授乳するぐらい自然な光景に見えればなんてことはない。
だから、むしろ、自己注の人は積極的に街なかで注射すべきかも。

20070407 00:41 269 mg/dl
20070407 09:18 211 mg/dl
20070407 14:03 236 mg/dl
20070407 20:14 181 mg/dl
20070408 00:23 335 mg/dl
20070408 09:29 207 mg/dl
20070408 13:31 213 mg/dl
20070408 20:09 252 mg/dl