2009年1月の受診結果

15時の予約で15:10分ごろかかりつけ医へ。
冬場ということもあってか、待合室は結構な混雑ぶり。
ザ・シェフを読みながら時間をつぶす。
体重測定と採血のあと診察。
HbA1cは5.6%。
血清C-ペプチドは1.3ng/ml。
自己インスリンはあるので、内服薬でいいんじゃないか、と医者からほのめかされるが、「注射がいいです」ときっぱり。まだまだすい臓休ませなきゃ。
ランタスもラピッドもだぶついているので、今回ラピッドの処方はパス。ランタス1本と針のみ。
アキュチェックドラムもランセットもナシ。
会計は3200円。
やっぱ町医者高え。
ランタス1本とナノパス33G120本で1500円。

慢性低血糖がアルツハイマーの誘因とする説

IP NEXTは12月25日、「http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=5388」と題する記事を掲載していた。


いわく、「血液量の低下が脳のエネルギーを奪い、タンパク質凝集プロセスが開始することを示唆する結果が示された。研究者らはこれがアルツハイマー病の原因となるとの考えを示した。」とのこと。


DMの対症療法でインスリンを打っていると月に1度くらいは低血糖症状に見舞われるのでこの記事のタイトルにちょっとドキッとしたわけだが、慢性的な低血糖の意味はむしろ脳血流量低下に伴う血糖供給の継続的な不足状態のことを指すらしいと知って、ほっと胸をなで下ろした次第。

慢性低血糖アルツハイマー病の原因か−米研究結果
[2008/12/25]

 米研究者チームが、脳の血糖値の慢性的な低下がアルツハイマー病のある種のものを引き起こす可能性があるという研究結果を米科学誌ニューロン(Neuron)12月26日号に発表した。24日ロイターが報じた。

 今回実施されたヒトやマウスの脳を用いた研究で、血液量の低下が脳のエネルギーを奪い、タンパク質凝集プロセスが開始することを示唆する結果が示された。研究者らはこれがアルツハイマー病の原因となるとの考えを示した。

 「この発見は、運動、コレステロールの抑制、血圧制御などのアルツハイマー病の予防策につながる可能性がある」と同研究を行なったノースウエスタン大学(Northwestern University's Feinberg School of Medicine )のRobert Vassar 教授のチームは報告した。

 「脳への血液量の増加が、アルツハイマー病の効果的な予防または治療となる可能性が示され、重要な発見となった。早期に開始すれば、アルツハイマー病の予防が可能かもしれない」Vassar 教授はコメントしている。

 アルツハイマー病は不治の病であり、脳の思考・記憶・言語などを司る部分が犯される老人性認知症のうち最も多い型である。最新の治療薬は脳内のアミロイドβタンパク凝集を取り除くことに焦点を当てたものであるが、「タウ」タンパク質の異常蓄積による神経原線維変化を阻害する治療法も研究されている。

 Vassar 教授のチームは脳に充分なエネルギーが供給されない時、「elF2alpha 」と呼ばれるタンパク質が変性することを発見した。すると酵素生産が亢進し、タンパク質凝集を引き起こすという。今回の研究結果が、タンパク質凝集を引き起こす「elF2alpha」タンパク質の生成を阻害する医薬品の開発につながる可能性がある、とVassar教授はコメントしている。

2008年12月の受診結果

15時の予約で受診。
採血、体重測定ののち、診察。
HbA1cは5.6%。
次回は1月9日。5週間後となった。
しかし、今月は高かったな、医療費。
医者に6千円で薬剤師に3千円だもんな。
月1万円。
これで、DMのコントロールがついてなけりゃもっとかかるだろうし。
でも、病院の頃のほうが医療費かかってなかったような気がするんだけどな。

というわけでツルカメ算

先月の薬剤料は1,251点。これには、
ランタス2本、ノボラピッド3本、ファスティック(90mg)35錠が含まれる。


今月の薬剤料は406点。これには、
ランタス1本、ノボラピッド1本が含まれる。


先々月の薬剤料は415点。これには、
ランタス2本、ファスティック(90mg)10錠が含まれる。


ランタスをx、ノボラピッドをy、ファスティック1錠をzとして、
2x + 3y + 35z = 1251
x + y = 406
2x + 10z = 415
この3元連立一次方程式を解けばいいわけだ。


うまく割り切れないが、解はだいたい次のようになる。
x = 177
y = 229
z = 6

つまり、ランタスは1本1,770円、ノボラピッドは1本2,290円、ファスティックは1錠60円という感じだ。

2008年11月の受診結果

町医者通い3回目。
本当は薬の処方だけでいいんだけど、毎回なんらかの検査とか指導とかが入る。
今回は、尿検査。
尿蛋白など一般的な指標の他にDMなので尿ケトン体の検査も入る。
あとはルーチンの血液検査。
検査料だけで5,160円だ。
あと、在宅医療加算が8,200円。
これって、バカ高だよな。
ちなみにしろぼんねっとによれば
http://h20.しろぼん.net/2008/05/2_6768.html
「別に厚生労働大臣が定める注射薬の自己注射を行っている入院中の患者以外の患者に対して、自己注射に関する指導管理を行った場合に算定する。」
とあるのだが、利用者の習熟度や管理能力にかかわらず一律820点というのは儲け過ぎだろ、というのが私の見解。
で、結局本人負担額は合計4,380だ。

これに薬代の本人負担分が2,260円で合計6,640円。

薬代の内訳は、薬剤料が406点。これは、ランタスとノボラピッド各1本ずつに相当だろう。
特定保険医療材料料が216点。これは、ナノパス33G120本分が相当と見た。
ナノパスって、1本18円なんだ。
ランタスとノボラピッドも他の月との鶴亀算で算出できそうだが、それはまだ後日。
材料費はいたしかたない。
でも、ちょっと判然としないのが、このほかに計上されている調剤技術料100点と薬学管理料30点である。数える能力があれば十分と思える薬の払い出しに1,300円もかかるのはどうなんだ、とも思える。まあ、在庫管理とかにかかる費用を考えれば、材料費だけで立ち行かなくなるのは察しがつくが、1回5分とかからない客の薬に1,300円上乗せとはね。薬学管理料という名称もどうだろ。字面から受けるイメージとしては薬学の知識に対する報酬のようなんだが、であるならば、担当した薬剤師の名前ぐらいクレジットしたらどうなのかな、と思ってしまう。領収書に記載されているのは薬局の名称と処方した医師の名前だけである。

今回のHbA1cは5.6%。

診療所での2度目の受診

15:00に診療所へ。
3日間の食事内容をもとに、1時間栄養指導を受ける。
朝抜き、昼はカップ麺か食べないかで、夕食偏重主義の僕の食生活があらわになってしまった。
カロリー計算した結果は、朝0、昼400、夜1400kcalだった。
ま、ここ1年半かけてもともとの食生活を変えないように確立したインスリンの配分2−4−8単位に沿うもので、僕的にはあまり驚かないのだが、指導する側からすると、かなり戸惑う食生活だろう。


今日のHbA1cは5.5%。前回とほぼ同じ結果である。今日は受診前に東京に出張していたので、朝はもちろん昼も食うひまがなかった。前回受診時には、昼を食べて来てくれとのことだったので、14:50に近くのマクドナルドでダブルチーズバーガーのセットを注文し、速攻で食べてから受診したのだが、のっけの血液検査で、血糖値66mg/dlをタタキ出し、「念のため」とのことでグルコースを渡されての栄養指導となった。


ランタス2筒とラピッド3本を処方されたが、薬がいつもより高いなあ、と思ったら、ファスティックが35錠も処方されていた。飛行機の中などで、どうしてもインスリンが打てないときのための屯用薬のなんだけど、いつの間にか「毎日飲む薬」に変わっていたというわけだ。こりゃ1年はもつな。

紹介状持って町医者受診

ランタスが切れたので、紹介状を持って勤務先近くの診療所を受診。
15時に予約を入れて15:15ごろ診療所を訪れたのだが、客は僕のみ。
子どももお年寄りもいないというのは近所が健康だからか、みんな午前中に受診してしまったか、はたまたとんでもなく人気がないかのどれかであるが、結構ラッキーという感じで受け止めた。
が、ガラ空きだからか初診ということだからか不明だが、問診から病歴聴取、血圧測定、血液検査、血糖測定器の説明、栄養指導の予約など、むちゃくちゃ丁寧な診察で、1時間ほど費やす始末。
HbA1cの値は驚くなかれ5.4%。
次回は1ヶ月後。栄養指導込みなので、1時間半は覚悟だな。
第2次医療機関のドライな診療に慣れていたので、濃厚な医療に適応できるかどうか心配だったり。
食事療法とか運動療法みたいなのはちょっと御免なんだけどな。